金城武、梁詠琪（ジジ・リョン） 杜琪峰（ジョニー・トー）・韋家輝（ワイ・ガーファイ）：監督
幾米（ジミー）の絵本が元っていうことで、くすぐったくなるようなメルヘン満載だったらどうしようかと思っていたのだが、やはりそんな事は無かった（笑）。当初考えてた映画とは微妙に雰囲気が違う。私はこれでいいし、香港的にもこれぐらい観客を笑わせてくれないとマズイけど、日本的にはどうかな？ 危ういところかも。特に最後、怒る客がいるかも・・・。それにしても、杜琪峰っていうのは、女の子がちょっとドジっていうのが好きなのかしらん。《孤男寡女》の鄭秀文のキャラが梁詠琪に微妙にかぶる。
梁詠琪の服装やセットの部屋の中は可愛らしくて、なかなかよろしい。金城武は、特に気張ったところもなくて、まあ、いいんじゃないかと思うけど、ファンはどう思うのか分からない。梁詠琪に横恋慕する医者のキャラが強烈で、記憶にこびりつきそう（苦笑）。杜琪峰組でお馴染み林雪、許紹雄も顔をだしていて、映画のアクセント。これ言語は広東語だけど、舞台は台北なんだよね（笑）。
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