大佬愛美麗(エンター・ザ・フェニックス)

呉彦祖ダニエル・ウー)、陳奕迅(イーソン・チャン)、莫文蔚(カレン・モク)、馮徳倫スティーブン・フォン)、元彪(ユン・ピョウ)、羅家英(ロー・ガーイン)、杜汶澤(チャプマン・トー)、馮徳倫:監督


ある組の親分が息子に後を継がせると言って息き絶えた。写真を頼りに探した息子はタイにいた。しかしこの時、息子(呉彦祖)とその友人(陳奕迅)を取り違えた。江湖の親分になるのが夢の天涯孤独な陳奕迅は、呉彦祖に頼み込んだ、オレを親分にしてくれと・・・。


初監督にして、これぐらい撮れたら合格なんじゃないでしょうか。ちゃんとコメディで、売れるものを作っているってところが、誰の指導なのかしりませんが素晴らしいです。それに初監督で、こんなにちゃんとしたキャストで、ちゃんと予算ついて撮れるなんて、他の監督にしちゃ、やっかみたくなるでしょうね。難をいえば、途中少しもたつく感あり。もう少しテンポよくてもいいんじゃないかと。自分をかなり格好良く(反派ではありますが)描いていて、なるほどって思います。全体には、それなりに面白かったです。まあ、脇役(特に羅家英と杜汶澤など)の勝利という気はしますが。
元彪、馮徳倫は《拳神》つながりでしょうか? 成龍もホントにゲストで出演。それ以外にもかなり沢山の人がちょこっと出てきます。エンドロールで見て、あれ、どこに居たっけって思う人多数。黄浩然もいたらしい。


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