最近、香港で増えたものに、「担担麺」の店っていうのがあるような気がする。知り合いの上海人に言わせると、香港の担担麺は本場のそれとは違うそうです。本場モノは麻辣。つまり「麻」=「しびれる感覚」ですので、山椒がいっぱい入っているのです。香港の担担麺は、山椒は入っておらず、練りゴマ(白いゴマペースト)が入っていて、辛いのを多少和らげてくれます。さらに本場は、汁麺ではなく、ろう麺(汁のない麺)の方が主流だとか?
以前は、「蔡爛美食坊」(黄埔)の担担麺の店が有名でしたけど、最近、あちこちに担担麺を名物にしている店が見受けられます。そういうい店では小龍包や水餃子なんかも食べられて、なかなかよろしいです。