徐克《七剣下天山》10億ドルで7話

徐克監督、2005年の大作と目される《七剣下天山》、現在主演の黎明と楊采[女尼]はともに香港で特訓を受けている。黎明が新譜関係のスケジュールを消化し次第、撮影に入る予定。徐克は、楊采[女尼]の役柄を今までのお嬢さんタイプではなくワイルドな女性に設定してるという。また黎明については、かつての《飛狐外傳》を見て、これとは違う役柄にする意向。
(新疆の)天山で雪の場面を撮影するため、9月中旬クランクインだったのを、早めて9月1日に。劇中では7人の剣客の物語以外に、楊采[女尼]とソン・スンホンにそれぞれ三角関係を配する。また本来、悪役に呉興国(台湾の京劇俳優)を考えていたが、英国での公演のために彼は辞退。この映画の総制作費は億(香港ドル)を超え、7集撮る予定。大陸・アジアでの宣伝も準備し、投資額は10億香港ドルを超える模様。by2004.8.7「明報」

張藝謀や陳凱歌や李安に香港映画を語られてはたまらないとばかり、徐克、満を持しての出撃か。もう待ちくたびれて、さらに途中で《黒侠2》なんて変な作品見せられて、徐克も駄目かなと思い、先日は《黄飛鴻》シリーズをリマスターのDVD見て、昔を懐かしんでましたけど。ところで《七剣下天山》の動作導演は誰なんだろうか。さらに黎明ってのがチト心配なのだが。他の出演には、胡軍は辞退してしまったが、陸毅、孫紅雷の名が挙がっている様子。しかし映画版とテレビ版を同時に撮るってのはどうなのか。趙文卓、蔡少芬、呂良偉、劉家輝がテレビ版らしいが・・。心配の種は尽きない。