尹子維、ヤクザの親分に昇格

尹子維は《漂流街》に続いて、再び日本資本の映画《龍神》を撮影した。映画での役は密入国した中国人で、最後には日本のヤクザの親分になるという。今回、子維はスター待遇で、映画会社は特別に個人通訳をつけてくれたため、スタッフとのコミュニケーションもスムーズだ。
子維の日本滞在は2週間あまりだが、ほぼ毎日17時間から18時間の撮影で、休憩時間はきわめて少ない。ヤクザの親分のスタイルについては、「左の肩に龍の刺青があることになっているので、片肌を脱ぐとなれば、2時間かけて龍を書かなくてはいけないので、時間がかかる。映画の中では、拳銃を操り、刀も持つ。武芸十八般すべて出来なくてはいけないという感じだ」と笑って話した。この映画は10月の東京ファンタスティック映画祭に出品されることになっているので(注:これは間違いのようです)、子維の苦労も意味のあるものといえる。
しばらく日本に行っていなかった子維が最も感動したのは、日本のファンが自分を覚えていてくれたことだという。「ファンは僕の一挙一動を気にかけていてくれていたんだ。自分を支持してくれる人がいるのは嬉しいことだ」。
また子維は、今月には長春へ行き、警察モノを撮影する。映画(たぶん映画でしょう)では、警官を演じ、アクションシーンも多い。「僕はこういう男っぽい映画が好きです。突出した性格付けができるし、キャラクター造詣にも力が発揮できるからです」。By 2004.8.27「東方日報」

龍神 LEGENDARY DRAGON》は原作・監督:高木淳也、出演は尹子維、小沢仁志、白竜、大和武士中野英雄、岡崎二朗など。公開は10月の予定らしい。高木淳也の公式サイト→ http://www6.ocn.ne.jp/~kings/ この中のnewsで、トレイラーらしきものが見られる。ん、どうなんでしょうか・・・・。