呉思遠「映画人は反省してほしい」

呉思遠(ン・シーユン)は昨日銅鑼灣でイベントに出席した際、香港映画界が直面している空前の惨事について話した。呉思遠はデモをする考えはないという。「CEPA(Closer Economic Partnership Arrangement=中国・香港、経済・貿易緊密化協定)の実施後、大陸へ入っていくためには、映画の内容を改める必要がある。また中国が正式に市場開放をするのが先だ。全部ではなくていい、まず広東、広西、海南、福建などで十分だ。この4省はすでに香港のマーケットなのだ」と話した。
・ギャラの値上がり
「業界人もよく自分の水準を考えて欲しい。ギャラがこんなに高く、みんなが数百万欲しいと言ったら、1人でも高いのだから、興行成績は最低でも2400万なくちゃやってられない。それに今の映画人は怠慢だ。新人を発掘しない。10数人でやってるだけだ。反省しなくてはいけない」by 2004.11.28「蘋果日報

呉思遠先生ごもっともです。そういう意味ではTVBって偉いなって思う。これは邵氏の時からの考えに基づいての事なんだろうけど、毎年、ミス香港を主催して、未来のタレントをなんとか掘り出そうとしているし、訓練班で俳優も養成するし(ダンス班はあるけど、いまは訓練班はなくなってましたっけ?)、そしてちゃんとテレビ女優を育てる(残念ながらテレビだけですけど)。他では劉徳華アンディ・ラウ)が噛んでた(いまは噛んでる?)芸能学校も、それなりに新人を作り出そうとしている。何事も養成するには、お金と時間がかかる。スター誕生でもやってみれば??