周星馳（チャウ・シンチー）主演・監督の《功夫（カンフー・ハッスル）》は破竹の勢い。興行収入1000万香港ドルの関門を最も短期間で越え、公開2日間で1千56万770香港ドルを稼いだ。
香港島、九龍の各映画館には列が出来、《功夫》だけでなく《盗海豪情12瞞徒（オーシャンズ12）》や《北極快車（ポーラエクスプレス）》も興行成績がなかなかよい。台湾でも《功夫》は調子がよく、初日だけで1000万台湾ドルを稼いだ。予想では（全体で）1億を越えるのではと見られている。北京でのチケットの売れ行きも同様で、多くの市民が映画館に並び、チケットを買い求めている。さらにダフ屋も目に付く。シンガポールやマレーシアでも好調で、特にマレーシアでは初日の興行記録を打ち立てた。
周星馳は功夫映画を撮りたいとつねに言っているが、今回はコロンビア映画の資金を受けており、アメリカやヨーロッパの市場にも打って出られる可能性がある。またコロンビアは、《功夫》の続編をかならず撮ると話している。by 2004.12.26「太陽報」
大陸を除く地域はいま3連休（25〜27日）のクリスマス休暇中。注目は大陸でどれくらい稼げるか。《天下無賊》を抜けるのか。
