《餃子》《桃色》ベルリン映画祭へ

陳果(フルーツ・チャン)監督、楊千[女華](ミリアム・ヨン)、白霊(バイ・リン)、梁家輝(レオン・カーファイ)主演の《餃子:三更2之一》、楊凡(ヨン・ファン)監督、章小[艸/恵](テレサ・チョン)、河利秀(ハリス)、松坂慶子主演の《桃色》、劉暁慶(リウ・シャオチン)主演の《春花開》*1は「第55回ベルリン映画祭」の「パノラマ20」にノミネートされた。この3作品以外にはフランス、アメリカ、カナダなどから17本がノミネートされている。
ベルリン映画祭は2月10日から20日まで開催。現在外国にいる陳果は《餃子》がノミネートされたという知らせを受け、パノラマ部門でのノミネートだが嬉しいし励みになる。またベルリンには行くつもりだが、楊千[女華]、白霊が同行するかは分からないと話した。楊凡は主演の3女優を連れてベルリンに行くと決めたという。by 2005.1.8「明報」

ベルリン映画祭に出品されるとFilmeXで上映される率が高いのだが(笑)、この2作品はどうか??《桃色》は日本公開が決まっていたように新聞が書いていたが、どうなっているのか。

*1:監督:劉冰鑒、第6代の中国映画の監督の1人。第1作は《硯床》で、ハリウッドがその版権を買った最初の中国映画だそうだ。《春花開》は、現実と幻想の間を行き来しているような性格の造花を作っている40過ぎの一人暮らしの女性(劉暁慶)と、そこを尋ねてきた姪と彼女が連れてきた2人の青年の曖昧模糊とした関係を描く、というもの