王家衛+二コール

新作は間諜との愛情

監督・王家衛(ウォン・カーワイ)は、二コール・キッドマンと《Lady From Shanghai(來自上海的女人)》を撮影するとかねてより話しているが、いまだ噂のままだ。本来は3月に撮影開始だったが遅れているようで、その先の話が聞こえて来かったが、ここにきて新しい動きがあった。それは二コールのスケジュールの都合で7月撮影開始というものだ。これは王家衛の初めての全編英語で撮影する映画で、王家衛も非常に緊張しており、ロケ場所を物色してあちこちの国を旅行しているという。またこの映画はフランスのStudio Canalの配給で、来年上映される予定だ。王家衛は《花様年華》と《2046》に続き、新作の背景は再び50年代で、上海で身の危険を感じているある女性と間諜の恋愛物語だ。(後略)by 2005.1.8「太陽報」

王家衛、次回作はこれでしょうか? 今度は自分勝手に長い年月掛けて撮るわけにはいかないから、緊張もするわね(笑)。