我是猫

阿感、朱倩儀、葉運強、陳自瑤(ヨーヨー・チャン) 林震宇(ラム・ジャンユー):監督


ある日、中環・ハリウッドロードに男性の死体が横たわっていた。近くに道路の補修にやってきた青年は、中環を闊歩する猫に魅入られたように、過去と現実、幻想をさまよい男の死の謎を知っていく。
独立系の作品。猫っぽい女性にストーカー紛いの行為をする男がかなりなキャラで、笑いさえ漏れる。独立系作品にありがちな観念的な台詞には時々鼻白らむ。キャットウーマンもどきが中環を猫っぽく歩く最後は、そうまでしなくてもいいのではと思うし、幻想部分にもっと不可思議さが欲しいのだが、全体としては、纏まっているようには思う。主役の男(阿感)は、香港電台のDJだそうだ。
2005.1.14@百老匯電影中心・首禮


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