梁朝偉は再び「帝」と呼ばれ、章子怡は《2046》で香港電影評論学会によって「最優秀男優・女優」に選ばれた。《2046》はまた9大作品にも選ばれ、今回は大勝利を治めた。爾冬陞は《旺角黒夜》で「最優秀監督」に、陳嘉上と鍾繼昌は《A1頭條》で「最優秀脚本賞」を獲得した。
学会では、9時間におよぶ激烈な討論のすえこれら受賞者を選び出した。偉仔以外に審議団は、《A1頭條》と《餃子三更二之一》の梁家輝（レオン・カーファイ）の演技を高く評価しており、「Tony Leung 対 Tony Leung」の戦いとなった。最後に偉仔が梁家輝を下し、再び「帝」と呼ばれることになった。偉仔は喜んでおり、昨日インタビューを受け、「5人の主演女優たちに感謝している。彼女たちがいたから、僕もいい演技が出来た。お互いインタラクティヴに、コミュニケーションが出来た。（《2046》は今年初めて香港の映画賞を受賞したわけだが、今後の奨への力になるか？）受賞というのはつまりは、演技が認められたというだ。しかしこの奨は意味がある。何故なら専門家が選んだものだからだ。（授賞式には出席するのか？）今は分からない。なぜならすでに会社（澤東）に2か月の休暇を申請している。出来ればしっかり休みたい。その時に香港に居れば必ず出席する。（劉嘉玲には知らせたのか？）僕だっていま知ったところだ。あとで電話する」。
・最優秀女優賞に再び
それ以外に、偉仔は「香港国際影視展」の「香港影視娯楽大使」をつとめており、今年は昨年よりよくなり、香港映画産業を海外に紹介できるといいと願っているという。
「主演女優賞」は競争が激烈で、章子怡以外には章小[艸/恵]（テレサ・チョン）の《桃色》のおける内面の表現もまた審議団の推薦を獲得した。「2人の章の争い」は結果、章子怡がわずかな票差で勝利し、初めて香港映画の皇后の坐を手にした。映画会社はメールで章子怡に知らせた。
またイギリス・アカデミー賞（BAFTA）は昨日、ノミネートを発表したが、 章子怡は《十面埋伏（LOVERS）》で主演女優賞にノミネートされた。by 2005.1.18「東方日報」
主演男優賞は、投票2回目では、梁朝偉、梁家輝以外に《鬼馬狂想曲》の劉青雲（ラウ・チンワン）、《愛。作戦》の陳奕迅（イーソン・チャン）らが競った。主演女優賞は、最初の投票では、章子怡、章小[艸/恵]以外に《死亡写真》の黄婉伶（レース・ウォン）、《餃子》の白霊（バイ・リン）、《功夫》の元秋（ユン・チャウ）、《20 30 40》の劉若英（レネ・リュウ）らが高得点だった。5回の投票の末、章子怡が選ばれた。by 2005.1.18「蘋果日報」抜粋
この前の電影中心のサロンで盛んに最佳電影は《麥兜・菠蘿油王子》だって言っている評論家がいたので、冗談かと思っていたら、ホントに《麥兜》だった（笑）。
このあと金紫荊奨があって、金像奨だと思うのだが、金像奨が繰り上がってるから、順番はどうなるのかな？？
