《無極》吹き替え中

陳凱歌(チェン・カイコー)監督、張栢芝セシリア・チョン)、チャン・ドンゴン真田広之謝霆鋒(ニコラス・ツェ)共演、3億元を投資して撮影された映画《無極》は、現在吹き替え作業の段階だ。カンヌ映画祭出品のため、急ぎポストプロダクションをすすめていると言われているが、最新情報によると、大量の特殊効果が使用なため、撮影よりポストプロダクション作業が多く、少なくとも9か月が必要と言われている。従ってカンヌ映画祭には間に合わないようだ。しかし陳凱歌は来年のオスカーが念頭にあるようで、カンヌでは10分間のトレイラーを放映するという。
・クリスマス上映
大陸の報道では、この映画のプロモーション担当によると《無極》は5月完成は難しく、カンヌ映画祭では10分間のラッシュを上映し、陳凱歌は出席するとは限らないという。またポストプロダクションが順調に進めば、今年のクリスマスに上映できるという。(略)
陳凱歌夫人で本作のプロデューサーでもある陳紅によると、この映画の主役たちは、張栢芝以外、韓国のチャン・ドンゴン、日本の真田広之謝霆鋒、陳紅(女優でもある)もみな自分の声で中国語で吹き替えをしている。張栢芝の声は、がさがさした声なので、この役のセクシーでエレガントな雰囲気には合わないので、他の人に吹き替えている。
チャン・ドンゴン真田広之は中国語を勉強し、自ら吹き替えをしており、陳紅はいたく感心している。彼らの役柄に対する理解と感情表現は素晴らしく、他の人には替えられないと言う。
また陳凱歌は、謝霆鋒には張國榮レスリー・チャン)を彷彿とさせ、非常に聡明で演技は細やかだという。すべての吹き替え作業はもうすぐ終わる。by 2005.2.25「明報」

またヨーロッパ&アメリカ狙いなエセ古装武侠片でしょうか。気にくわないな(笑)。