「Focus:Fiest Cuts亞州新星導」@フィルマート

去る3月24日フィルマートで、映藝娯楽と衛視電影台は「Focus:Fiest Cuts亞州新星導」映画製作計画を発表した。これは中国大陸、香港、マレーシア、台湾、シンガポールの新人監督に合計6本の映画をHD(Hingh Definition=ハイビジョン)で撮らせるという計画だ。
劉徳華アンディ・ラウ)の映藝娯楽が「亞州新星導」の製作とセールスを担当し、衛星電視台が日本、韓国、タイを除くアジア地区の独占放映権と上映権を持ち、HD設備のある映画館で上映する。
選ばれた監督は、香港から黄精甫(ウォン・チェンポウ)*1と李公樂*2、林子聰(ラム・ジーチョン)*3の3人、マレーシアから何宇恒*4シンガポールから唐永健*5、台湾から李芸嬋*6だ。中国からの参加監督については現在選定中。映画は7月から撮影が開始され、第1作は10月には衛視電影台で放映される。
大きな特長はフィルムではなくHD(つまりデジタルビデオ)で撮るということだ。フィルムに比べれば格安だ。最近はデジタルビデオもかなり綺麗で、スクリーンにかけても遜色ないものも多い。先だって見たモンゴルの映画はデジタルだが、ちょっと見、フィルムと区別つかなかった。

*1:《福伯》《江湖》監督。

*2:《福伯》助監督。

*3:言わずとしれた《功夫》出演。

*4:釜山映画祭・香港国際映画祭上映《霧》監督。

*5:2000年シンガポール国際電影節The Young Chinema Awrds、スウェーデンストックホルム映画祭評議員特別賞受賞《吃風》監督。

*6:台湾金馬奨最佳短片奨受賞《神奇洗衣機》監督