《墨子攻略》準備中

武侠映画の巨編《墨子攻略》が現在準備中だ。関係者の話では、この映画の監督は張之亮(ジェイコブ・チャン)、主演には劉徳華アンディ・ラウ)が決まり、大陸の監督・黄建新(ホアン・チエンシン)が初めてプロデューサーをつとめる*1。映画は今年後半に撮影開始だという。
今年初め、あるマスコミがすでにこの映画《墨子攻略》は、資金は1.5億元、日本・韓国・日本の合作大作で、今年最も多くの資金で撮られる映画だと伝えている。この映画は春秋戦国時代を背景にした、《英雄(HERO)》や《十面埋伏(LOVERS)》を越える武侠巨編。関係者によると、映画は同名の漫画を改編したもの。(後略)by 2005.4.24「sina.com」

かなり前に張之亮が撮るといっていたものだと思う。ここで漫画といっているのは、森秀樹の漫画「墨攻」(酒見賢一の原作を下敷きにしている。原作は短いようだ)。たしかかつての報道では、出版社(小学館)から版権の許可も取り付けており、人件費の安い北朝鮮で、軍の応援を獲て撮るといい、監督自ら北朝鮮へで向いていた映像を見た記憶がある。その後、かなり長い間音沙汰がなかった。今年2月7日の報道では、出演者には梁朝偉トニー・レオン)、チャン・ドンゴン渡辺謙の名があがっているが、劉徳華に決定したということだろうか。最作は星皓(フィルモコ)。

*1:《青島アパートの夏》《黒砲事件》を監督。《周魚的火車たまゆらの女》にもかんでいるようです。