「香港之夜」

香港貿易発展局は、今年もカンヌ映画祭で「香港之夜」を催した。 300万香港ドルをかけ、パーティー会場はCarlton Beach。世界各国のバイヤー1000人を招いたが、やってきた香港スターはまばら、華やかさにかけていたらしい。
杜琪峰(ジョニー・トー)に「死んでも行かない」とまでいわれてしまっているこの催し、業界では批判も多いようだ。映画を売るのは貿易発展局の仕事ではなく、各映画会社の仕事、300万香港ドルは無駄金、「何が映画で、何が映画産業の手助けになるのか何もしらない。知ってるのは見かけをつくろうことだけ」とも。どこもお役所のやることは、しょうもないってことか。