四川衛視に出演

方中信、静かなのが好き、話は苦手

インタビュー中なり《旺角黒夜(ワンナイト・イン・モンコック)》で大陸の華語電影大奨最佳男主角を受賞した方中信(アレックス・フォン)は、5月29日四川衛視の番組「星随我動」の招きを受け、成都を訪れた。
方中信は、一番嫌いなのはインタビューを受けることで、ふだんの生活の中でもあまり話しをするのは好きではないので、クールだと思われているという。さらに、撮影のない時は静かな方が好きで、特に食事の時にはそうだという。「ある時、上海で食事をしていたら、そばにいた2人が、上海語でわーわーと止めどなく話していて、我慢が出来なかった」という。
・男っぽいのは遺伝
方中信が現場にあらわれると、たくさんの女性ファンの叫び声が沸き上がった。ある女性ファンは「方中信はセクシー。男っぽい。他の人とは違う雰囲気がある」と言えば、他のファンは「方中信はクール。ふだんもそんなにクールなの?」という。それに対して方中信は、「ふだんは話をするのが好きではないから、クールだと思われている。子供の時からこんな。父の性格もおなじようなもので、父から学んで、習慣になってしまって、もう変えることは難しい」と説明した。
方中信は、《都市情縁》*1の中で銀行家を演じており、マスコミは彼に相応しい役だと言っている。方中信は、小さな商売、レストランとカラオケ屋を開いたことがあるが、すぐに赤字を出してしまったという*2。「だから僕は商売をやる柄じゃないんだ」。
・失恋で痩せる
《旺角黒夜》で方中信は多くの感情を込めて演じている。従って観客は、普段の生活においても様々な恋愛経験があるのではないかと知りたがっていた。方中信は、様々な恋愛の傷は演技において多くの助けになると話した。司会は食い下がり「何回傷を負ったのか?」と問うと、方中信はしばらく考えて、しょうがないといった風情で、「20歳の時とても苦しい失恋を経験した。その時、僕は80kgあったのだが、彼女が去ってから1か月で14kgも痩せた。ダイエットさせてくれて、彼女には感謝している」と話した。
方中信は、また犬を飼うのが好きだと話した。「以前2匹飼っていたが、最近になりそのうちの1匹が歳をとって、身体が動かなくなった。そこで注射をした。けれどその犬が亡くなったあと、ある日、大変悲しくなった。それで最近、また1匹、飼うことにした」。by 2005.5.30「四川新聞」

大陸からインタビューの申し込みなんて珍しいのでは。いや〜、なんか感慨深いものが(笑)。しかしインタビュー嫌いですから、かつてインタビューした人の話はいくつか聞いておりますが、なかなか大変だった様子。この番組の映像は、とても見てみたいが、見たらこちらがどきどきしていまいそう。広東語だって口が重いのに、いわんや普通語をや。発音も含め心配要素がいっぱい(笑)。

*1:以前撮影したドラマで、今頃になりようやく放送されており、制作者ともどもかなりお怒りだった模様。放送されたということは、そのうちソフトも発売されるのだろうか。普通語は嫌だけど・・・。しょうがないか・・・

*2:もちろんこれは山林道にあった方さん、鄭浩南(マーク・チェン)、錢小豪(チン・シウホウ)らの共同経営だった「Deep Blue」のことですね。店はさっさと畳んでおりますが、この店のおかげで、何回か方さんに会う機会があり、顔を覚えてもらったわけなので、開いてくれてありがとうです(笑)。