《浴火鳳凰》撮影開始

上海でドラマ撮影開始

香港の鬼才・王晶バリー・ウォン/ウォン・ジン)は、7月14日、何代にも渡る愛憎を描いた40集の大型連続ドラマ《浴火鳳凰》の撮影を上海で始め、このドラマの主演、余文樂ショーン・ユー)、楊恭如(クリスティー・ヨン)、黄奕(クリスタル・ホアン)、方中信(アレックス・フォン)、馮寶寶(フォン・ボーボー)、黄少祺、楊子、王晶ら大陸、香港。台湾の3か所の俳優たちが集まった。このドラマは中国始めての民営のテレビ制作会社の北京東方傳奇国際傳媒公司が巨資を投じて作るドラマだ。
王晶
「賭神」シリーズで有名な王晶は、娯楽作品の要素である笑いや奇妙なものをつくり出す、商業監督という印象だ。現在放映中の《小魚児與花無欠》は、まさしく「王氏娯楽」の典型的な代表作品。しかし聡明な王晶は、今回は路線を変更、《浴火鳳凰》ドラマチックで、全体は芸術的雰囲気に満ちており、大冒険だといえる。
王晶は「みんな僕を理解していない。以前にもドラマチックなものを撮ったことがある。大陸の観客には《小宝與康煕》と《縦横四海》が知られていると思うが、これは香港だけでなく大陸でも高視聴率を取っている。しかし《浴火鳳凰》は以前の作品とはまったく異なる。キャラクターや感情を全面に押し出し、細かい描写をしている。
王晶監督はこのドラマの脚本の段階から入れこみ、脚本の改訂から、雲南、四川などのロケに自ら赴いたと《浴火鳳凰》の制作者は話す。このドラマは、彼の近年の仕事の中でも、珍しいもので、観客に驚きを与えると信じているとも言う。
・ドラマは起伏に富み時空を超える
北京東方傳奇国際傳媒公司と北京慈文影視制作有限公司は、巨額を投じてこのドラマを撮影する。細やかな描写で感情を描き、2つの家族の3代に渡る物語りは、愛憎渦巻き、60年の時間を上海、雲南、イタリアなどでロケする。
1940年代、段勝男(黄奕)は存続の危機に瀕した家業(玉を扱う)を救うため、冒険を犯してミャンマーへ良い玉を捜しに行く。途中危険な場面を上海からやってきた向随縁(方中信)に救われる。危険のなかで2人の間には愛情が芽生える。しかし向随縁の恩人の娘で彼の婚約者である暁彤(王晶)が雲南に向かっていた。また同時に、愛国軍の軍閥・庽軍(楊子)も段勝男に思いを寄せ、猛烈にアタックしていた。段勝男がミャンマーから持ち帰った玉が、様々な人々の欲望を沸き起こらせることになる。時は時間を超え2000年、段勝男の孫娘・庽無暇(楊恭如)がいずれ家業を継ぐというとき、ハンサムな向随想(余文樂)がある目的を持って彼女の周辺に現われた。段勝男(馮寶寶)は、危機を感じ、それを阻止しようとする・・・。by 2005.7.14「ent.sina.com」

息切れしてきた。続きは明日にでも。