《阿嫂》災難

《阿嫂(姐御〜ANEGO〜)》大陸上映、急遽取り消し、上映日は未定

《阿嫂》プレミア昨日午前中、大陸の配給会社はファックスで各映画館へ「プリントの問題」で急遽上映は取り消しと通知してきた。業界人の間では、上映が急遽取り消しになったのは、まだ最終的な電影局の審査を通過していないのではないかと言われている。7月22日技術審査を通過したため配給は一気に宣伝をしかけていたが、実は数日前に突然、電影局が再審査を提案、審査後、関係者は多くの部分に修正についての意見を述べた。この修正は、映画にとっては換骨奪胎だという。by 2005.8.4「ent.sina.com」簡約

《阿嫂(姐御〜ANEGO〜)》の大陸の配給「新華展望傳媒」は・・・

広報担当は「8月1日にフィルムを調べたところ、本来普通語であるはずの音声が広東語であった。現在マザーテープがどこにあるか調査中だ」と話しているという。ほとんどの映画館ではこの説明は信憑性がなく、映画自体になんらかのか問題があるのではと考えているという。by同上

保利萬院(映画館)では・・・

本来数日前にフィルムが届くはずだった。その後、配給が上映開始日を6日に遅らすといってきた。昨日になってもフィルムはやってこず、緊急通知がやってきた。By同上

《阿嫂(姐御〜ANEGO〜)》電影局通過の記事はid:hkcl:20050724。やはり大陸での黒幇片(ヤクザ映画)上映は許可されない運命なのか。香港の《喜馬拉亞星》の時(id:hkcl:20050129)も思ったが、審査終了と上映開始の間に時間がなさすぎではないか。スケジュールがつねに立てこんでいるのは分かるが、香港ならそれでも予想できる時間なのかもしれないが、大陸はやはり予測不能なところ。正式な許可を待ってから宣伝を開始するなど、慎重であるべきではと思うのだが。5日広州の映画館で大々的に出演者が出席してのイベントも予定されていたようだが、これも当然取り消しだろう。
ちなみに前倒しで上映されるのは、韓国映画《哭泣的拳頭(拳が泣く)》(チェ・ミンシクリュ・スンボム、リュ・スンワン監督)になる模様。夕方ごろ広州の映画館の上映状況をネットで調べたところ、《七剣》が大々的に上映されていたが、上記の韓国映画の名前は見当たらず。さすがにすぐには間に合わなかったのだろう。