徐克、劉偉強、CMに登場

2人の監督、徐克(ツイ・ハーク)、劉偉強(アンドリュー・ラウ)は独自に6つの映画チャンネル(衛視電影台、美亞電影台、Star Movie、HBO、HBO Signature、Cinemax)を持つnow寛頻電視のイメージキャラクターになり、先日2人はそれぞれ俳優に変身して、2本のCMを撮影した。
この広告のアイディア、俳優捜しも監督も朱祖兒*1によるもの。彼が徐克、劉偉強に説明すると、2人は香港映画の助けになると快諾し、時間を作り、友人価格で撮影に応じた。
撮影の当日、つねにスタジオでは命令を出している徐克、劉偉強が俳優に変身したあとは、失敗して笑われる他の俳優と同じように、台詞を忘れ、NGを頻発した。徐克版は《龍門客桟》を思わせるセットで、徐克めがけて刀が飛んでくる、さらに飛んでくる斧を手で掴むというもの。劉偉強版は、駐車場で繰り広げられる銃撃戦のなか、地面にひれふして右往左往するというものだ。彼は身を呈して、撮影はスムーズに終わった。
・星爺と合作
大陸のサイトによると、徐克はフランスの映画会社と合作で《白鳳凰》という映画を準備している以外に、武侠漫画《熱血江湖》を映画化して無厘頭(ナンセンス)武侠映画を撮ろうとしており、周星馳チャウ・シンチー)と合作したい意向で、すでに2人は顔合わせしているという。by 2005.8.24「東方日報」

徐克版は今日、TVBで流れていてびっくりした。でもなかなか格好よかったです。周星馳と徐克で、無厘頭武侠片、といってもやっぱりアクション重視なのだろうか? ところで無厘頭だが、どこかの本だか雑誌だかに「もうれいとう」とルビをふったものを見たことがあるが、これは間違い。広東語では「もうれいたう」と読むので、正しく覚えてほしい。

*1:朱祖兒はアートディレクター。CDのジャケットを多数デザイン、後に広告業界へ。