周潤發×許鞍華で新作

昨日、許鞍華(アン・ホイ)の新作《姨媽的后現代生活(おばさんのポストモダン生活)》の主役・周潤發(チョウ・ユンファ)は、ついに上海に到着、正式に映画に参加することになった。今日からすぐに撮影開始し、「姨媽」の斯琴高娃(スーチン・ガオワー)を相手に「黄昏れの恋」を演じる。この映画は、周潤發が1955年に撮影した《和平飯店(大陸英雄伝)》のあと、初めての香港映画になる。さらに《傾城之恋(傾城の恋)》から21年ぶりに再び許鞍華と組むことになった。(略)
周潤發は昨日上海に到着、今日から約1か月、上海で撮影する。劇中周潤發は、「チンピラ」で京劇好きの役。本来、斯琴高娃演じる「姨媽」を騙そうとするのだが、2人は京劇が縁で友人となり、黄昏れの恋を演じることになる。出資者は、今回周潤發を主役に選んだのは、興行成績を考えたからではなく、周潤發が持っているある種の、正または邪の「流れ者」的気質が劇中の人物にぴったりだという、監督・許鞍華の考えからだという。
趙薇(ビッキー・チャオ)は劇中、斯琴高娃の娘を演じ、周潤發との場面は多くない。by 2005.11.22「ent.sina.com」抜粋

マスコミに邪魔されたくない、撮影現場に尋ねてきて欲しくないということで、何ごとも密かに進められているようだ。京劇好きというのが、許鞍華らしい。周潤發には是非、広東語で演じて欲しいが、この配役だと国語(北京語)なんだろうな、ちと残念。でも出来上がるのを楽しみにしよう。