馬楚成×古天樂×曾志偉

監督・爾冬陞(イー・トンシン)が自ら出資して映画を撮ったのに続いて、監督・馬楚成(ジングル・マー)、古天樂(ルイス・クー)、曾志偉(エリック・ツァン)らが出資し映画を撮影する。
馬楚成は《星願(星願〜あなたにもういちど)》に続いて、再び愛情悲劇《月下玻璃》を古天樂と台湾の劉若英(レネ・リュウ)で撮影する。馬楚成は自ら脚本を書き、それを古天樂が読み、ストーリーに感動して引き受ける事にした。さらに馬楚成と一緒に出資もしたいといい、馬楚成は友人である曾志偉にも協力を求め、「ゴールデントライアングル」が出来あがった。映画は来年3月から撮影を始める予定だ。
ヒロインについては、馬楚成は以前から劉若英を考えていたが、劉若英のスケジュールに空きがなかった。しかし彼女は脚本に惹き付けられ、休暇を返上して来年3月に撮影することになった。
・古天樂はハンサムでなく
記者がこの件で、馬楚成に確認したところ、彼は「準備しているところ。しかし詳細についてはまだ決っていない。(どうして古天樂と劉若英で撮ろうとしたのか?)劉若英の演技は疑いの余地が無い。彼女と周迅(ジョウ・シュン)は僕がかっている女優。古天樂については、彼は、いい脚本、いい相手に出会えば、かならずいい演技をしてくれると思っている。今回、彼の演技にみなが気がつくように、そんなにハンサムな役は与えない。(この映画は古天樂と曾志偉が出資するのか?)僕と古天樂は自分のギャラを出資金に当てる。曾志偉が加わり、彼も劇中、客演で出演することになる」と話した。by 2005.11.21「東方日報」

先日も友人と話していたのだが、日本では泣かせる映画は人が入るが、香港では泣かせるだけでは入らない。香港では、笑いがあって、ほろりとさせるのが大切。韓国の泣かせます系映画が香港ではどうも入が悪いのは、泣かせるだけだから。
すいかに塩をかけると甘味が増すように思えるがごとく、麻婆豆腐に砂糖を加えると辛味が引き立つように、《星願》も笑いが入っているから泣かせが際立つ。