タッチ

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長澤まさみ斉藤祥太斉藤慶太風吹ジュン宅麻伸本田博太郎 犬童一心:監督


ストーリーはみなが良く知っているので書く必要はないだろう。
では、香港ではどうだろうか? 野球は日本ほど人気はないし、甲子園がなんだか分からないだろう。なんでそんなに夢中になるのか?ということも分からないだろうなと思う。そういうことを越えて、惹き付けるものがあるかどうかが鍵。
原作に忠実なんだろうけど、全体にもたつきを感じるし、甲子園に向かっての気持ちの盛り上がりがあまり顕著ではない。そこが日本映画的っていえばそうだろうな。ただそのあたりが香港じゃちょっと難しいな〜と思いながら見た。
テレビアニメで見ていた時には(見てたんだ何故か)、主人公たちの心の機微がとてもよく描かれていたと思うし、そんな3人の曖昧な関係が物語りを引っ張って行ったんだと思うが、映画では、その部分がいまひとつ。笑って、しんみりできるいい題材なんだけどね。
長澤まさみは、スチルだと可愛いが、動いていると意外に顔がおばさんくさい(笑)。風吹ジュンは良かった。「黒川さん」が出てて、個人的にはすっごくウケた(笑)。2006.1.16@海運(プレミア)公開は2月9日から。プレミアが早かったのは、主演の長澤まさみが來港したためだと思われる。


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