昨日、四季酒店(フォーシーズンズホテル)で「香港影視娯楽博覧2006」の記者会見が行われた。
香港影視娯楽博覧は3月20日から4月19日まで開催される。
この間に行われる催しものは以下の通り。
- 香港国際影視展 3月20日〜23日:香港会義展覧中心
- 香港亞洲電影投資会 3月20日〜22日:香港会義展覧中心
- 香港数碼娯楽傑出大奨 3月22日:香港会義展覧中心
- 香港国際電影節 4月4日〜19日
- 香港電影金像奨 4月8日:香港体育館
- IFPI香港唱片銷量大奨 3月24日:伊利沙伯体育館
- 数碼娯楽領袖論壇 3月21日:香港数碼港
- 香港独立短片及記録比賽 3月17日〜27日:香港藝術中心
電影節や金像奨は当然注目すべきものだが、「香港亞洲電影投資会」もなかなか興味深いので少し紹介しておこうと思う。
これは、アジアの監督たちが企画を持ち寄り、出資者や配給元を探す、プレゼンテーションの場と考えればよい。今年ここに出展されるのは25作品(応募作品から先に選考された25作品)。詳しくはココを参照。羅卓瑶(クララ・ロー)、關錦鵬(スタンリー・クワン)、陳嘉上(ゴードン・チャン)、邱禮濤(ハーマン・ヤウ)、李志超(ジュリアン・リー)、陳果(フルーツ・チャン)、余力為(ユー・リックワイ)、張揚(チャン・ヤン)、蘇照彬(スー・シャオピン)、李康生(リー・カンシャン)、三池崇史、熊切和嘉、ホ・ジノ、チョ・チャンホなど、香港だけでなく、韓国、台湾、日本、イラン、大陸、シンガポール、タイの監督たちの名が並んでいる。これらの監督が様々な地区の出資者や配給先を見つける。
昨年05年にここから誕生した映画は《春田花花同学会》《龍虎門》《Invisible Waves》などがある。
また、今年の香港影視娯楽大使は昨年に続いて梁朝偉(トニー・レオン)がつとめる。先日、尖沙咀のレストラン「Aqua」でCM撮影が行われた。監督は葛民輝(エリック・コット)。