《満城盡滞黄金甲》とは

昨日、周潤發(チョウ・ユンファ)、鞏俐(コン・リー)、監督の張藝謀(チャン・イーモウ)が出席して《満城盡滞黄金甲》の記者会見が行われた。さて、この物語りは・・・。

張藝謀(チャン・イーモウ)の新作《満城盡滞黄金甲》は、曹禺の著名な小説《雷雨》を改編したものだ。本来の物語りの背景である民初を唐の宮廷に置き換える。唐の長安、皇帝(周潤發)と女官の間に生まれたのが元祥(劉燁)、女官は後に川に身を投げる。その後、皇帝は美しいが毒を持った皇后(鞏俐)を娶る。しかし2人の生活は上手く行かず、皇后は2人の子を設けるも、皇帝の心を得られない。皇帝は、若い女官(李曼)に心を動かされる。
失意の皇后は7歳年下の元祥を誘惑するが、元祥も李曼演じる若い女官を愛しているとは知らなかった。後に、若い女官は実は父親の違う妹であることが分かる。彼女は復讐のため宮廷に入ったのだった。by 2006.3.12「蘋果日報

若い女官は実は父親の違う妹」が誰の妹なのかよく分からない。たぶん鞏俐の妹なのだと思うが、ちょっとふたしか。派手派手衣装で、出演者全員がねちっこそうな物語りなわけでしょうか。
周潤發のそんな風流な演技といえば、《夢中人》や《傾城之恋》あたりを思い出すが・・・。

情報を頂きました。「若い女官は実は父親の違う妹」は、元祥(劉燁)の死んだと思っていた母が実は生きており、後に生んだ妹で、つまり元祥は父の違う妹を好きなってしまうということだ。