紅鸞星動

陳寶珠、呂奇、馮寶寶、夏萍 
何建業:監督 1968年


レストランを経営する母(夏萍)を手伝う姉・淑蘭(陳寶珠)、まだ遊びたいざかりの妹の淑芬(馮寶寶)がいる。ある日、客の1人が書類を忘れたので、淑蘭が会社に届けに行くと、その客の息子・子民(呂奇)が代わりに受け取ってくれた。お互いに一目見て好意を感じる。子民の父が仕組んだ偶然がかさなり、2人はデートを重ね結婚を約束するまでになっていた。ところが妹が街で母の不審な行動を見たことが、波紋を呼んでいく。淑蘭と子民が婚約を発表する当日、子民の母に淑蘭の母が不貞をはたらいていると告げ口するものがあらわれる。
母が毎週末に出かけて行くのを不審に思った淑蘭は、母の後を付ける。すると、母はある建物に入って行った。母が会っているのは誰なのか・・・。そして淑蘭と子民は・・。


前半部分、陳寶珠と呂奇が知り合って、デートを重ねていくあたりがかなり退屈、このまま終わったらどうしようかと思うほど。後半になって、多少ドラマティックになるものの、やはり少々まどろっこしい(笑)。
母のレストランは高台の上の方にあるんだけど、いったい何処なんだだろうか? そして姉が作る名物料理は「カレー鶏(がい)」。いまやそこらの茶餐廳でもあるけど、当事はちょっとした高級料理だったのだろうか。
2006.4.9香港電影資料館「光藝的都市風華」


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