-韋定邦：苗喬偉（ミウ・キウワイ）：40歳ぐらい。若い時に警察学校に入り警察官になった。当事すでに臥底（アンダーカバー）の経験あり。任務終了後、再び警察にもどる。この時の悲痛な経験から再び臥底はしたくないと思っている。表面上は、感情がないようにみえるが、感情を心の中に仕舞いこんでしまうのが習慣になっている。
- 黎継祥：曾志偉（エリック・ツァン）：50歳ぐらい。親しい友人は彼を「鶏精」と呼ぶ。ヤクザ世界は長く、娯楽産業を営む。日常生活では親しみやすく、親切で、いやなこともいとわず、道理を解き、非常に合理的な人物。組織一切の処理に関しては、原則を重んじ、ことに応じては非情で手段は選ばない。
- 華超：呉鎮宇（ン・ジャンユー）：45歳ぐらい。同年輩からは「強水」と呼ばれている。また裏では「口水」（唾もしくはよだれの意味）とも呼ばれている。何にでも口を挟む。事が無かろうが、小さかろうか、大きかろうが、とにかく意見をいう。しかし言っていることは、上手く意味が伝わらない。不法賭博と高利貸を経営。堪え性がなく、従って上手く行く事と行かない事が半々ぐらい。
- 尤莉：郭羨妮（ソニア・クォック）：25歳ぐらい。デザイナー。パーフェクトを追求し、仕事好き。自分は幸運だと思っている。なぜなら仕事は彼女の趣味。ごく普通の家庭出身。生活は簡単で、人となりも単純。物事に対して白黒を付けたがる。
- 鍾孝禮：張智霖（チョン・チーラム）：40歳ぐらい。麻薬密売とバー、ディスコ、マッサージ店経営。「話事人」（ボス）、中学での学歴は一番高い（中七まで行ったということか）。情熱的で、時代を追いかけ、生活は楽しまなければと思っている。
- 游志標：陳小春（チャン・シウチョン）：30歳ぐらい。新興都市での活躍が目覚ましい。先輩は「游志標」と呼ぶ。積極的で能動的。人を引っ張っていくに足る魅力がある。海賊版DVDとあらゆる密売を商売にしている。
- 刀手：余文樂（ショーン・ユー）：23、4歳、頭は単純構造。学校にもいかず仕事もしない青年。組織に入ったあとは、大胆に人を痛めつけたため、重用されることに。黎継祥に非情なヒットマンになるよう仕込まれる。by 2006.5.31「ent.sina.com」
上記以外に、秦海璐（チン・ハイルー）、聶遠（ニエ・ユエン）、那威、岳華、鄭佩佩（チン・ペイペイ）などが出演するらしい。監督は王晶（バリー・ウォン/ウォン・ジン）と王光利（ワン・グァンリー）の共同監督の模様。
この映画、すでに撮りはじめているのだが、撮影中の写真はあまり上がってこない。もっぱら話題になっているのは、郭羨妮（ソニア・クォック）。この映画の出資者の1人は「殻王」とあだなされる陳國強というお金持ち会社持ち。このオヤジ（たぶん）、少し前には葉璇（ミッシェル・イエ）がお気に入りで、今は郭羨[女尼]がお気にめしているとか。それで彼の出資するこの映画でいきなりヒロイン抜擢だと言われている。さらに先だっての旺角の花墟での撮影には、なんと映画撮影では異例なことに、ソニア嬢に明星御用達セキュー（コンサートやプレミアの時に活躍するあの人たち）が付いていたというので、これまた殻王が特別にオーダーしたらしいと言われている。ソニア嬢本人は殻王とは親しくないとこの報道を否定しているが・・・。このソニア嬢、キャセイのCAからミス香港、そしてTVBの女優になった人。映画はたぶん過去に2本。1本は黄子華（ウォン・ジーワ）との《一蚊雞保鑣》、もう1本は小春との《正將》だと思う。
今日の「東方日報」に、早々と《臥虎》の広告が登場。ページの下半分見開きぶち抜き広告。「全力拍撮中」（全力で撮影中）、「暑期上映！」（夏休み公開）。小春がまん中にいるんだよね〜。《臥虎》前の報道は→id:hkcl:20060504
