瓊瑶《一簾幽夢》に

瓊瑶は今月末にテレビドラマ《一簾幽夢》を再び撮影する。今年4月、馬景濤(マー・ジンタオ)はドラマに出演する機会を得ようとしたが、瓊瑶から「新鮮味がない」と思われたようだ。昨日、瓊瑶の息子の嫁は、劇中の「費雲帆は香港のスター方中信(アレックス・フォン)が演じ、楚濂は古巨基(レオ・クー)が相応しい」と話し、先日来噂されていた范植偉(ファン・チィウェイ)と馬景濤の夢は崩れ去った。ドラマは今月末からプロバンスでロケを開始する。時代にあわせるため、瓊瑶は脚本を大幅に改編、原作の3分の1ほどを残すことになる。主演女優についてはまだ明らかにされていない。
・古巨基:明るい楚濂
《一簾幽夢》の1975年映画版と1966年のドラマ版では、楚濂は秦祥林と林瑞陽がそれぞれ演じた。背が高く憂鬱な雰囲気をたたえた様は脚本にそっており、少し前に報じられた范植偉は、憂鬱な雰囲気で、この役に抜擢される可能性がかなり高いと思われていた。しかし《還珠格格3》と《情深深雨濛》で瓊瑶の作品に出た古巨基を検討し彼を選んだ。
方中信:現代版費雲帆
劇中もう一人中心になる人物"費雲帆"は、風流で邪気があるが、ヒロインの紫菱にはひとすじ。紫菱の愛情は楚濂に向いているのははっきりしているが、まるで守護神のように紫菱の身辺を守っている。映画版の"費雲帆"は謝賢(パトリック・ツェ)が、ドラマ版では劉徳凱が演じた。この役は女性に人気で費おじさんは大人の男の典型と思われていた。今年はじめには、"費雲帆"は韓国のチ・ジニが演じると噂されていたが、チ・ジニはスケジュールの都合で出演できなくなった。1か月少し前、馬景濤はこの役をしたいといい、年齢も相応しいと自ら話していた。
しかし最終的に瓊瑶は、この役に馬景濤ではなく、方中信を選んだ。瓊瑶は「新しい感じにしたい。方中信は現代的。だから彼に」と話した。また海外の市場も、瓊瑶に香港スターを選ばせた原因である。このドラマの香港版の版権はTVBが購入しており、TVBは俳優の一覧を示している。その中から方中信を主役に選んだためでもある。by 2006.6.2「ent.sina.com」

瓊瑶についてはココを参照。
映画の次はドラマの模様。これ台湾のドラマということでいいのだろうか。