愛奴

《愛奴》の何莉莉(左)と貝蒂何莉莉、貝蒂、岳華 
楚原:監督 1972年 邵氏


芸妓に売られた娘・愛奴(何莉莉)が、自分を弄んだ男たちに復讐する話し。
反抗的な愛奴は下働きの男と逃げようとするが、置き屋の女将・春姨(貝蒂)に見つかり、男は惨殺される。これを境に愛奴は復讐を誓って変わる。男嫌い女好きの春姨を見方につけ、つぎつぎと男に復讐していく。そして最後に復讐する相手は、春姨・・・・。
岳華が火付け盗賊改めのような役(笑)。愛奴の犯罪を実証できない。そして止められない。愛奴の水揚げをスケベオヤジ4人が入札するのは日本の影響がありそうな気もするが、まあ何処の世界も同じってことか? スケベオヤジの欲望は滑稽でもあり。エロと暴力で、多少えぐい場面もあり。
2006.6.24@電影資料館「仍然秘密的花園−楚原的玫瑰・蝴蝶・紅葉(下集大結局)」


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