房祖名新作

房祖名(ジェシー・チェン)はヨーロッパから香港に戻り新譜のレコーディングに専念していたが、ある監督が彼に映画をオファーした。脚本が魅力的だったので、レコーディングを取りあえず据え置き、先に撮影することにしたという。
すでに撮影は開始されている。祖名は、李心潔(アンジェリカ・リー)と台東と南部付近で監督・畢國智(ケネス・ビー)の新作《禅打》(仮題)を撮っているのをファンに見つかっている。映画は香港のある親子の物語で、劇中「藝」と「道」が融合している。また劇中、祖名は影帝・梁家輝(レオン・カーファイ)との場面が多いので、密かに彼の演技を盗み見る事ができるだろう。祖名は台湾での撮影中、台湾語で台湾のスタッフと話をしていて驚いたが、祖名は台湾人の母親・林鳳嬌から自然に台湾語を学んでいたのだった。
監督・畢國智の父母は金漢と凌波、祖名と同じスターの父母を持つ。一緒の仕事には、暗黙の了解があるようだ。祖名は台湾に着くと大喜びだったが、それは友人の陳柏霖(チャン・ポーリン)がいるから。陳柏霖は、数日したら台東に陣中見舞いに行くと決めている。by 2006.7.2「文匯報」

房祖名は、《千機變2花都大戰(ツインズ・エフェクト2・花都大戦)》《早熟》に続いてこれが3作目か。金持ち喧嘩せずならぬ、金持ち焦らずで、いい仕事して欲しい。母親の育て方が好かった(厳しかったらしい)というのがもっぱらの噂だけど、以前、小春主演《墨斗先生》のプレミアで房祖名を見かけたことがあるが、自分に注目が集まってはいけないと、非常に控えめにして、カメラに収まらないようにさっさと逃げるように帰ったのが印象的だった。