タイで《天行者》撮影

タイで熱い戦い。鄭伊健(イーキン・チェン)、馮徳倫スティーヴン・フォン)、方中信(アレックス・フォン)はタイで新作《天行者》を撮影している。(略)
BMAが2000万香港ドルを出資している新作《天行者》は先日来、タイで撮影をしている。当地の気温は30度を越え、鄭伊健、馮徳倫方中信の3人の主役は、廃止された駅での撮影では、息ができないほど暑く、なかでも革のジャケットを着た馮徳倫は最も辛かった。方中信は、氷を入れた袋とタオルを持ってきており、暑さをしのいでいた。
この場面で3人は本物の銃を使った。彼らはまずプロに、いつ弾を込め、いつ撃つのかを指導してもらった。3人とも銃撃戦を撮った経験はあるが、それでも十分な注意を怠らなかった。社長の羅傑承は、今年5000万香港ドルで3本を撮影すると話した。なぜ大胆に、市場が冷えているこの時期に撮影するのかと問うと、主な理由は自分の事務所の俳優たちのためで、みんなが出演する機会を得られるといいと考えていると話した。撮影はリスクが大きいが、今は大陸の市場もある、例えば《天行者》はすでに損はしない状態なので、比較的容易に儲けることができる状況だともいう。「鄭伊健のようにね、息の長くね。僕は彼をかってるよ」と笑って話した。
また方中信は、鄭伊健がうらやましいという。「もし僕が女の子と食事をしているところを誰かに写真に撮られたら、それは大変だよ。(鄭伊健にいい子を紹介しますか?)相手を理解しないといい子かどうか分からないからね。彼女以外よく分かってる女の子はしらないからな。僕にとってはいい子は1人だけだからな」。by 2006.7.10「星島日報」

《天行者》、当初《海濶天空》といわれたいた作品、阮世生(ジェームス・ユエン)監督。
鄭伊健、新しい彼女を作るには準備OKだと言った記事を受けての内容。この記事の前には、方さんフランスでドラマ《一簾幽夢》を撮影、彼女もロケに付いて行ったという記事もあり(6月23日にフランスに行ったらしい)。なんかとても忙しそうな気がする。暑いので気を付けて撮影してほしい。