《跟蹤》ようやくクランクアップ

昨日、任達華(サイモン・ヤム)は医者に行ったあと、急ぎ観塘の工業地区へ行き、ミス香港の徐子珊(ケイト・チョイ)と映画《跟蹤》を撮影した。実は先日の撮影で、大量の血糊が目に入り目が炎症を起こしているのに、飛行機に乗り河南の鄭州へプロモーションに行き、その後3日間で今度は後列車で南京から石家荘と北京へ移動、酷暑で目の炎症は酷くなってしまった。
9か月にわたって撮影している《跟蹤》は、ようやくクランクアップ、任達華はほっとため息をついていた。昨日は、厚い衣装を着てお腹の出た任達華と徐子珊は、車に乗り追跡をしているところを撮影した。30度を越す気温の中、任達華の右目は絶えず涙が流れており、医者は眼帯をしてくれたが、撮影では取らざるをえず、見ていた観客は任達華がドラマで涙を流していると思っていたようだ。
任達華は、このところ、血糊で何回も目が炎症を起こしているが、今回は酷いと嘆く。明後日には眼科に行き、手術をして水泡を取るという。他のところが炎症を起こさなければいいと話している。by 2006.9.2「東方日報」