息子のために

曾志偉(エリック・ツァン)が監督やプロデュースした映画はたくさんある。しかしこれまで1本も自分の息子・曾國祥(ディレク・ツァン)や娘・曾寶儀(ツァン・ポーイー)に主演をさせたことはない。もともと曾志偉の作風は、娘や息子を主役にするのを好まないもので、グロテスクだと話す。息子の曾國祥も同じように感じているようだ。
曾志偉は、査小欣のインタビューで「最近、ある映画が息子を主役に選んだ。彼は脚本が大変気に入いったのだが、僕がプロデューサーだと知ると、僕がプロデューサーを止めない限りは、出演を辞退するという。だから僕はプロデューサーを辞退して、息子に主役をさせることにした」と話した。by 2006.9.8「文匯報」

どんな映画なのか気になる。