無線電視、不法ダウンロードサイトに勝訴

近年、香港で製作したドラマや歌、映画などが大陸サイトからの不法ダウンロード被害にあっており、その状況はかなり酷いものだが、残念なことに、追求出来ないでいる。無線は3年の年月をかけ、先頃ついに大陸の会社を著作権違反で訴えることに成功した。これは香港のテレビ局が大陸サイトを訴えた、初めての例になった。
無線は世紀龍が経営するサイトが許可を獲ていないにもかかわらず、2003年11月からネットで無線の番組を放送しているのを発見した。そこにはドラマ《上海灘》や音楽バラエティ《2003年度勁歌金曲第3季選》《星光[火習][火習]耀保良2003》及び《2003年度香港小姐競選総決賽》などが含まれており、無線は大陸の弁護士を通して広東省法院に民事訴訟を起こした。訴訟の理由は世紀龍の版権侵害。
裁判の結果、法院は無線に勝訴を言い渡した。しかし世紀龍は不服として上告していたが、法院は一審を支持、二審も同様の結果となった。
世紀龍は、すぐに番組の放送中止と、サイト上での謝罪、無線に20万元の賠償金と裁判費用7000元を支払わなければならない。
無線は今回の勝訴について、大きな励ましになると話した。無線は知的所有権を重要視しており、長年かかっての勝訴だが、無線が版権侵害を追求してきたのは、版権を守るとともに、侵害者の姑息な態度を許さない明かしだと話した。
また今回の賠償額は多くないが、重要なのは警告を促すことで、再び版権侵害を行なわせないようにすること。業界の先べんをつけた今回の勝訴は、今後も版権侵害者を法律で追求することができるということを示している。
インターネットサイトでは、他にも無線の他の番組が見られる。これらについても法律に訴える準備をしている。by 2006.9.18「東方日報」

このサイト、つくりは立派。映画なども勝手に流しているような気が・・・。
いたちごっこであっても、手をこまねいていてはいけない。きつく罰するべき。重要なのは教育。版権侵害は罪だという認識を植え付けること。