《蝴蝶飛》撮影始まる

周渝民(ヴィック・チョウ)は一昨日の晩(9月30日)李冰冰(リー・ピンピン)と新作《蝴蝶飛》を撮影した。厳しいことで知られる杜琪峰と初めて映画を撮影した周渝民は、NGが少なかっただけでなく、満足いくできだった。しかしそれに反して、李冰冰は道路を渡るだけの簡単な場面にNGの連続、杜琪峰(ジョニー・トー)の怒りに触れたようだ。
杜琪峰監督の新作《蝴蝶飛》は、一昨日の晩、中環で撮影した。劇中男女主役の周渝民と李冰冰が登場した。以前に李冰冰は故意に周渝民に近付いたという噂されたため、再び噂にならないように、現場では、周渝民は李冰冰と距離をおいていた。またもう1人の俳優・黄又南(ウォン・ヤウナム)と話しをしていた。
厳格なことで知られる杜琪峰は、いち早く現場に到着、一切を取り仕切りった。周渝民は郷に入っては郷に従えと、線香をあげ、撮影の順調を願った。初めて映画を撮影する周渝民は、この「処女作」を重視しており、香港に来て数週間、仕事以外の時間はホテル内で脚本を読み、杜琪峰の教えをよく聞くように心掛けていた。
一昨日、周渝民の場面は1カットだけで、手にビデオカメラを持ち、李冰冰を盗撮するという場面だったが、結果2回でOKが出た。その間、彼はいたずらっぽくカメラを持って記者を撮影していた。それに反して、すでに多くの映画を撮影している李冰冰は、演技がよくなく、この晩のNG女王になっていた。(略)by 2006.10.1「星島日報」

始まったようですが、文芸作品らしいが、人選は稼ぐ映画的。