《機動部隊》は杜琪峰プロデュース

任達華(サイモン・ヤム)と曾國祥(デレク・ツァン)は、一昨日の晩、廟街で撮影、多くの市民が取り囲み人が道路に溢れかえった。近くのクラブの歌手も店から出てきて、警察の制服と装備の任達華を一目姿をみようとするなどしたため、出番でないときは茶餐廳に避難するほどで、任達華は新しいマダムキラーになったようだ。
任達華と曾國祥は人込みで新作《機動部隊》を撮影した。ストーリーは密売たばこを売る曾國祥が取り引きをしているところへ、警官の任達華が通りかかる、それを察知した曾國祥が逃げるというもの。取り囲んだ市民が道路を半分ほど塞いでしまったため、スタッフがなんども注意したが、市民は車がすぐ横を通り抜けるのも気にせず立ち止まっていた。通行人は制服を着た任達華を見つけると、争うように写真を撮りたがったが、任達華は制服を着た姿で写真を撮られることを気にして、出番でないときは、近くの茶餐廳で休んでいた。
・杜Sirも撮影
また任達華に対する曾國祥は今回は智恵遅れで顔半分に傷のある役。ぼろぼろの衣装の曾國祥は監督の要求に答えるべく、一生懸命演じていた。しかし彼はまだあまり顔が知られていないようで、通りがかった人には、「曾志偉の息子」とだけ言われていた。
今回、映画会社は数人の監督にオファー、この《機動部隊》は幾つかのバージョンを作り上映しようとしている。プロデューサーの杜琪峰(ジョニー・トー)も自ら「終極版」を撮影することになっている。by 2006.10.10「太陽報」一部抜粋

数人の監督とは具体的に誰なのか気になるのだが、今後の報道待ちか。