楊千嬅、寰亞へ

楊千嬅(ミリアム・ヨン)と黄柏高(ウォン・パコ)とのマネージメント契約が満期になり、楊千嬅の動向が注目されている。林建岳は自ら、楊千嬅は寰亞電影と東亞唱片Amusicに入るとし、ほどなく記者会見を開くと認めた。楊千嬅は、すぐに寰亞に重用されることになり、新しい映画《阿妙的十年》(仮題)を撮影、さらに陳奕迅(イーソン・チャン)にオファーし共演することになる。
寰亞電影が撮影する新作《阿妙的十年》は、杜琪峰(ジョニー・トー)プロデュース、羅永昌監督、男女主役は楊千嬅と陳奕迅が共演、街市で魚屋を演じる。現在、衣装合わせが進行中だ。楊千嬅と黄柏高のマネージメント契約は、すでに満期と伝えられ、彼女の動向に注目が集まっている。彼女は口を閉ざしているが、新作の衣装合わせで、記者は見学にやってきた林建岳に遭遇。楊千嬅が会社に加わるかどうか質問されると、林建岳は何もためらうことなく「そのとおり。楊千[女華]は寰亞電影と東亞唱片Amusicに入る。ほどなくしたら記者会見を開く。(4000万で楊千嬅を引っ張ってきたと言われているが?)どちらにしろ高い金額だ」と話した。
新作で楊千嬅と陳奕迅はそれぞれ魚屋に扮するため、2人は2週間ほどの時間を作って魚について勉強しなければならない。従って新作は来年1月初めになってからクランクインする予定だ。監督の羅永昌は「彼等に時間をやらなければ、どうやって神業のような包丁さばきを練習できるっていうんだ」と笑った。衣装合わせのあと、陳奕迅はゴム手袋とゴムのエプロンをつけ、さらに魚屋専用ゴム長を穿いており、すぐに楊千嬅に大笑いされていた。「イーソンに化粧は必要ないのよ。もう完全にりっぱな魚屋だもの。もし衣装をつけて街市に行ったら、誰も彼だって分らないわ」と話した。イーソンも「僕もすごく似ていると思うよ。だけどこの腕はだめだね。どうして魚屋の腕がこんなに白いんだ。面白いだろう。撮影前に休暇を申請して日焼けしなくちゃ」と笑った。
魚屋の装備をした楊千嬅は、「いま街市の人はすごいニューウエイブで、若いって聞いている。私も十数年、街市に行っていない。この映画の撮影に乗じて、街市にいけたらいいのに」と話した。楊千嬅がいま最も心配なのは、魚をさばくこと。なぜなら自分はこれまで生き物を殺したことがないからだという。by 2006.12.13「星島日報」

文章を読んだだけで、とても面白そうだ(コメディかどうか分らないが)。楊千嬅の魚屋というと、任賢齊リッチー・レン)との《好花月圓》を思い出す。