電影節は邱禮濤特集

劉徳華アンディ・ラウ)、粱朝偉(トニー・レオン)、杜琪峰(ジョニー・トー)に続き、監督の邱禮濤(ハーマン・ヤウ)は今年の香港国際電影節の焦点人物になり、来月27日から11作品が上映される。その中には新作の《性工作者10日談》も含まれる。この映画は、朱茵(アテナ・チュウ)、余安安(キャンディス・ユー)、李逸朗(ドン・リー)、蒋雅文(マンディ・ジョン)らが主演する。劇中、朱茵は上品なイメージを捨て、乱雑な(クラブの?)ママを演じる。李逸朗は娼婦で、余安安はタバコを手放さないヘビースモーカー。どの役も内面の感情を表現する芝居があり、演技を試されることになる。余安安は、撮影時には他の俳優たちととけ込むだけでなく、みな一生懸命役を演じていたと話した。「朱茵の演技はいい。歌手だということを忘れている。ある場面では、たくさんのスラングを話さなければならなかったが、彼女はきちっとそれに応えて、プロだった。李逸朗の女装は妖艶で、彼は撮影前にしっかり予習をしてきていた。それでよい効果があった。この映画は最近の作品のなかではとても好きな作品のひとつ」と話した。
・邱禮濤がほめる
俳優たちの破格のパフォーマンスに監督の邱禮濤は、「この映画の出演者の誰もが、少なからぬ犠牲をはらってくれた。朱茵は殻を破った。この役は彼女が芸能界に入ってから一度も演じたことのない役。7人の男性に囲われているだけでなく、子供の母親で難しい役だった。しかし彼女は役の要求を満たしていた」
俳優たちは先だって《性工作者10日談》宣伝用の写真を撮った。朱茵、余安安、蒋雅文と呉日言(ヤン・ン)と女装の李逸朗が艶っぽさを競ったが、李逸朗は少しもひけを取らなかった。監督が女装の李逸朗をほめたのもむべなるかなだった。by 2007.2.8「ent.sina.com」

今年の映画祭は渋い特集だ。やはり《八仙飯店之人肉叉燒飽》も上映? 私的には是非《等候董建華發落》をスクリーンで見たい。李尚文は最近どこかに姿を消してしまっていて、少し前に年上の關秀媚(スーキー・クワン)とつきあっているという記事がでていたが、その写真はいまいち精彩に欠けていて、ちょっとがっかりだったのだが・・・。
うっかり忘れていたが《男上女下》@陳小春も邱禮濤だった。
昨年の記事だが、《性工作者10日談》はもしかしてこの映画か(id:hkcl:20060626)。
ところで粱朝偉特集ってあったんだっけ??