《破軍》改題《導火線》へ

黄百鳴(レイモンド・ウォン)は昨日、東方電影公司の新年会に出席、今年のプランを語った。東方電影は今年、2億を投資し映画撮影をする。黄百鳴はすでに、呉建豪(ヴァネス・ウー)と朴志胤(パク・チユン)にオファーしドラマ《大劇院》を撮影する。黄百鳴は、監督の高志森(クリフトン・コー)と韓国のパク・チユンを訪ね、話し合いをしており、ドラマは7月から上海で撮影する予定だ。またこのドラマは《夜半歌聲》を改編したもので、制作費は2000万香港ドルになる模様。


《龍虎門(ドラゴン・タイガー・ゲート)》と《七剣(セブン・ソード)》も続編を作る予定で、現在徐克(ツイ・ハーク)の脚本を待っているところだという。またアクション映画《破軍》は、昨年10月にクランクインして以来、事故が多い。俳優やスタッフなどみな怪我で撮影スケジュールに支障が出ていり、映画は予算も時間もオーバーしている。黄百鳴は、映画のタイトルは殺気がありすぎるとクランクアップ時にも改名を示唆されたが、現在の映画の状況を見ると、信じないわけにもいかないと嘆き、この席で《導火線》とタイトルを変更したことを宣言した。
《導火線》は現在、予算も時間もオーバーで、資金はすでに200万米ドルほどオーバーしている。黄百鳴は「破軍という名は殺気が大きすぎる。すべての撮影過程が思い通りに行かず、たとえば長沙灣のゴルフ場の撮影では、撮影中に住人の1人がライトが明るすぎるとクレームし、さらに撮影の継続を許可してくれなかった。たった1人のクレームで撮影が阻止された。これには頭にきた」と話した。黄百鳴は、また鄒兆龍(コリン・チョウ)はアメリカから戻ってきてもらっていて、撮影が終わったらアメリカへ戻るのだが、最近になりゴルフ場から撮影許可がおりた。黄百鳴は、鄒兆龍にまた香港に戻ってもらって撮影するために10数万香港ドルを使わなければならいと言う。by 2007.3.1「文匯報」