電影節のチケットが届きません

今日の「東方日報」に電影節のチケット問題が載っているが、そこに載っているだけの記事じゃたりない。なぜなら私も未だにチケットを1枚しか受け取っていないからだ。
いい加減チケットが来ないので、まずは当然電話をした。映画祭の事務局は人手が足りず、いつも留守電だが、今回はその伝言もいっぱいになっていて、伝言すら残せない状態だ。メールも2度出したが、返事の1つも来ないし、電話番号を書き添えているが、電話もかかってこない。もちろんチケットも来ない。唯一手元にあるのは、コンファメーションレターをプリントアウトしたものだ。実は、2度購入しており、19日の1枚だけと、21日以降の27枚の合計28枚だが、手元にあるのは19日のチケット1枚だけ。21日からのチケットは1枚もない。代金はすでにクレジットカードで払っている。もし上映前日までにチケットが来なかったら、コンファメーションレターを持っていってその場で談判するつもりにしている。

17日、出かけて帰ってきたらチケットが届いていた。ようやく来たかと安心したのもつかの間、今度は電影資料館の李翰祥特集のチケットが入っておらず、「しばらく後に発送します。少なくとも上映3日前までには届くはずです。郵送料は払わなくても大丈夫です」と書いてある。本当だな! それと27枚も買うと、映画祭のカタログ1冊が只でついてくるはずだが(これまではそう書かれたチケットが発行されていた)、それはどうなっているのか? またメールか、もう本当に面倒くさいぞ、英語で書くのは(笑)。


先ほど公式サイトをのぞいたら、詫び文が掲載されていた。
今年、詫び文に書かれているように映画祭が独自でチケット販売システムを構築しなくては成らなかったのは、会場の関係だと思う。本来、文化中心や大会堂、科学館、UA系映画館のチケットはcityline.com(www.urbtix.hkはcityline.comと同じシステム)、会展(19から22日の一部の映画)のチケット販売はhkticketing.comが担当している。昨年までは、すべての会場がcityline.comの範疇だったため、チケット販売は1系統ですんだが、今年はそうはいかず、1つの統一された画面からすべてのチケットを購入させるためには、映画祭が独自のシステムを作る以外、方法がなかったのだろう。とりあえず統一画面から予約させ、後におのおののシステムに人力で入力するという方法を使ったのではないかと思っている。
そう思うのは、送られてきたチケットが、19日のはhkticketingで発行したチケットで、それ以外はurbtixで発行したチケットだったからだ。なんと面倒くさいことをしたものだ。
そうだとしても、映画祭が構築した元々のシステムがしっかりしていれば、このようなことは起きなかったわけだ。なんでも聞くところによると、映画祭の事務局も昨年とすっかり人が入れ替わっているそうで、去年の蓄積などゼロなんだそうだ。