香港導演会春茗

香港導演会は一昨日の晩、猪年の新年会を開き、香港の監督たちが一堂にかえした。出席したのは、呉思遠(ン・シーユン)、爾冬陞(イー・トンシン)、張同祖(ジョー・チョン)、王晶バリー・ウォン/ウォン・ジン)、陳嘉上(ゴードン・チャン)、劉偉強(アンドリュー・ラウ)、許鞍華(アン・ホイ)、狄龍(ティ・ロン)親子、方平(ヘンリー・フォン)、姜大偉(デビット・キョン)など、ゲストは霍震霆(ティモシー・フォック)、温碧霞(アイリーン・ワン)、周筆暢、揚子、黄聖依(ホアン・シエンイー)、孫儷(シュン・リー)、鄭希怡(ユミコ・チェン)、關智斌(ケニー・クワン)などで、新人タレントがカンフーやピアノ演奏などのパフォーマンスを見せた。また曾志偉(エリック・ツァン)は、パーティーの終盤になってやっと会場に到着し、各席の監督に挨拶をしていた。
席上、会は「2006年度最受推介電影」「2006年度傑出電影」「2006年度新演員奨」を発表した。

  • 2006年度最受推介電影
  • 2006年度傑出電影
    • 《父子》
    • 《放・逐》
    • 《傷城》
  • 2006年度新演員奨
    • 金奨:呉澋滔《父子》
    • 銀奨:霍思燕《我要成名》
    • 銅奨:孫儷《霍元甲

第24回香港電影金像奨は来月開催される。主席の文雋(マンフレッド・ウォン)は、金像奨の記念本編集で忙しいと話し「今年は週刊誌と協力して製作するので、例年より写真撮影が安価になっている。みなサポートしてくれており、特に周潤發(チョウ・ユンファ)に感謝したい。話しを知って、まず一番に撮影してくれた。いまは《BB計劃》の赤ん坊以外、すべての男優の撮影は終わっている。女優は鞏俐(コン・リー)以外はほぼすべて撮り終わっている」と話した。
また文雋は、金像奨当日、周潤發は《赤壁》の撮影で忙しいが、監督呉宇森ジョン・ウー)と相談し時間を作って出来るかぎり出席するといい、李連杰ジェット・リー)が出席できない以外は、ノミネートされた俳優たちはすべて出席する。ゲストは周杰倫ジェイ・チョウ)がいまのところ決まっていると話した。「ゲストパーフォマーは大陸、日本、韓国、台湾からのゲストになる」。by 2007.3.18「文匯報」

しかし、新人奨を見ると、本当に俳優不足がよくわかる。女優は大陸、子役に金奨。
2007年は、昨年よりさらに香港映画の製作本数が減ると言われている。史上最低の製作本数を更新することになるだろう。政府が3億香港ドルを出しても、そう簡単には香港映画は救えないだろう。