《赤壁》予定どおり完成へ

呉宇森ジョン・ウー)監督の大作《赤壁》は準備中にもさまざまな困難に突き当たったが、呉宇森はこの映画は11月には完成すると話した。呉宇森は木曜日(9日)に「南方日報」のインタビューを受けたさい、この映画は監督として準備に最も長い時をかけたもので、撮影に心を砕き、最も辛かった1作だと話した。


確かに《赤壁》はさまざまな壁にぶち当たった。周潤發(チョウ・ユンファ)の降板、屋外セットが豪雨で破損、長江撮影には許可がでなかった。しかし呉監督は楽観的だ。周潤發の辞退も2人の友情は変わる事なく、今後2人が一緒に仕事をする機会があるだろうと考えている。


この映画は8千万米ドルを使っていると伝えられているが、呉監督はその数字は大げさで、それほどは使っていないという。また呉監督は《赤壁》という大作の製作が大陸の映画製作人によい経験になり、特に特技製作において改善に役経つといいと言う。中国政府はこの歴史大作を重要しており、オリンピック前に公開できるといいと話した。by 2007.8.10「文匯報」