周迅ギャラを下げても

影帝、影后になれば、ギャラは増えはしても減ることはない。多くの賞を受賞し影后になっている周迅(ジョウ・シュン)は、華誼兄弟と驕陽電影が出資する新作《李米的遭遇》では、ギャラを値下げしてオファーを受けたうえ、あらっぽい言葉使いでいつもタバコを手放さない女性ドライバーを演じ、大いに犠牲を払うことになる。


周迅は映画のタイトルと脚本に加え、曹保平(ツァオ・バオピン)監督の《光榮的憤怒》を見て、彼の撮影方法を大いに気に入り、ギャラを下げてでも《李米的遭遇》を撮りたいと思った。劇中周迅の役は、《夜。上海(夜の上海)》の趙薇(ヴィッキー・チャオ)の役に似ている。しかし出資者の1人の徐小明は、2人にタイプは違い、映画の種類も違うので、比べられるのも気にならないと言う。by 2007.9.8「東方日報」

他紙を見ると、この映画は女性ドライバーと麻薬密売人の物語で、主演男優が誰になるかに注目が集まっており、張震チャン・チェン)、古天樂(ルイス・クー)、周渝民(ヴィック・チョウ)などの名が上げられている。
曹保平監督の《光榮的憤怒》についてはココを参照。

その後、完成した映画は《李米的猜想》というタイトルになっている。