華語電影薪火相傳

左から李安、林靖傑、譚國明出席:李安(アン・リー)、譚國明(スタンリー・タム)、林靖傑(リン・ジンジエ) 
司会:林奕華(ラム・イックワー)


国語進行のため、香港人の友人に通訳してと頼んだが、話しが「深い」らしく、2人は全然分からず(私と同じ程度ということはありえないと思うが)、あと2人も7、8割の理解だとか。特に李安の発言は語彙が難しかったらしい。というわけで、彼女たちもどこかの新聞に文章が掲載されるのを待っている。いわんやをや、私には明らかに無理。


辛うじて分かったのは、李安には受賞後のプレッシャーについて尋ねていたのと、それぞれの製作にともなう困難(資金など)、李安の受賞が他の中国語圏の監督たちに与える影響というような事を話していたということ。とにかく、どこでもいいから文章にして欲しいものだ。


BC会員の抽選や雑誌「milk」の募集で集まった120人が着席して座談会に参加。会場は屋外。朝から1号風球が出ており、ぱらぱらと雨が降るというあまりよくない天気。ステージ上には覆いがあるものの客席の上は何もない。傘を高く掲げると、後ろに控えているカメラの妨げになるため、ほとんどの人は濡れながら話しを聞く羽目に。
客席やその回りには、監督の張同祖、畢國智、崔允信、麥婉欣、評論家の登徒などを見かけた。梁徳森にも遭遇、彼は他の映画を見ていたようだ。