《風雲》で彭順VS劉偉強か

ホラー映画で知られている彭順(オキサイド・パン)監督は、最近マーケットに合わせて作風を変えている。さらに有名な漫画「風雲」に狙いをつけ、漫画を映画化した興行成績4150万香港ドルの《風雲之雄覇天下(風雲・ストームライダース)》を購入し、《風雲》続集を08年に撮影すると伝えられている。しかし10年前《風雲之雄覇天下》を監督した劉偉強(アンドリュー・ラウ)は、なぜ他人に撮らせてしまうのだろう。実は彼も続編撮影を計画しており、名前もすでに《風雲之再見無名》と決まっているのだ。ここに来て脚本が2つになってしまった。まだ撮影は始まっていないが、2人の監督がまさに風雲の対決をすることになりそうだ。


彭順監督は郭富城(アーロン・クォック)と《C+偵探》で仕事をしたばかり。最近になり彭順は漫画家・馬榮成(マー・ウィンセン)の漫画「風雲」の映画化権について話し合っており、映画《風雲》の続編を準備、郭富城で撮影することになりそうだ。本紙は昨日彭順に確認をしたところ、彼はこの計画を認め「情報が早いな。誰が話したのか。どこも映画の版権を持っていないので、いま馬榮成の会社と版権について話しているところだ。08年に撮影できるといい。しかし今回はまったく新しいストーリーにし前作とは関係がない」といい、前作のキャストを起用するかと問うと、彭順は「プランの中には鄭伊健と郭富城にオファーするということも含まれている」と話した。


北京でオリンピック用の短編を準備中の劉偉強は、昨日電話で他の監督が《風雲》を撮影すると知って嫉妬を覚えたようすで、「誰が撮るのか。僕は知らないし、知りたくない」といい、この物語について興味がないかと問うと、予想外に反応して「続編を撮らないとは言っていないし、他人を妨害する気はない」といい、実は秘密裏に《風雲2》の脚本を準備して2年になると話した。「2年間かけ書いて第1校が出来ている。《風雲之再見無名》と名付けている。前作に続いて血脈が物語を形作っていく」。前作のメンバーで製作か、もしくは若手かと問うと、彼は「古装でもいい。かつて仕事をした俳優でやりたい。鄭伊健や郭富城の時間があるかどうか聞いてみないと」と話した。by 2007.9.23「明報」

劉偉強がほったらかしにしている間に彭順に持って行かれそうということか? 鄭伊健は彭發と《森冤》を撮っているので、鄭伊健×郭富城もありかと。しかしこれでは面白みがない、だとしたら郭富城×余文樂(《妄想》)とか??