文化博物館で羅文の遺品展

2002年に歌手の羅文(ローマン・タム)が亡くなったあと、羅文の姉・譚文玉と妹・譚明玉は、3000点を越える羅文の遺品を香港文化博物館に寄付した。これらの品の中には、衣装、舞台劇の資料、トロフィー、新聞などの切り抜き、写真、ポスターなどが含まれており、羅文の香港歌謡史における業績、彼の芸能活動や藝術を追求してきた姿勢を反映しており、輝かしい芸能生活の証言となっている。


これらの遺品は、文化博物館開設以来初めての香港の流行音楽歌手の所蔵品で、香港にとっても文化的意義のあるものだ。羅文の一生と香港の流行音楽の発展を研究するうえでも、具体的な資料として価値がある。
羅文家の寄付に感謝し、沙田文化博物館では18日に「羅文歌演藝蔵品捐贈典禮」を開催し、10月19日から2008年4月21日まで、文化博物館2樓で所蔵品約60点を展示する。by 2007.10.13「文匯報」

同時期に「歌潮・汐韻ー香港粤語流行曲的發展」という展覧会も行なわれている。11月17日には伍樂城など出席して講座も開かれる(事前のエントリーが必要)。詳しくは香港文化博物館へ。