《思念》クランクイン

韋家輝(ワイ・ガーファイ)監督の新作《思念》は昨日、クランクイン式を行い、俳優の劉青雲ラウ・チンワン)、閻清、谷祖琳(ジョー・クー)が出席した。劉青雲と閻青は劇中親子を演じ、劉青雲は交通事故で失明、超時空な空間で成長した娘に出会うが、実は娘も失明しており、共にお互いの立場を知らないというもの。


劉青雲は、目の不自由な人を演じるのは特に問題はないが、ただ1か所転ぶシーンで、思わず手から先に出てしまうのだが、実は目の不自由な人は手でかばうはことができない。何回もやり直してようやく上手く出来たと話した。もう1つ難しいのは、つねに目で演技をする必要がないと自分に言い聞かせることだ。


閻清は劉青雲と一緒に目の不自由な人のためのクラスに入り、さらに目を隠して目の不自由な人の生活を練習した。彼女は、見えないことは安心感がないという。しかし今回の訓練では収穫があった。目の不自由な人が彼女の広東語の発音が正しいと言ってくれた。これは彼女には大きな助けになった。さらに音声さんも彼女は吹き替え不要だと褒めた。以前3本の映画に客演したが、今回は広東語で台詞を言うので、100パーセント役に入り込める。もちろん少々大変だが、とても嬉しいと話した。by 2007.11.30「大公報」

中国星(チャイナスター)出資で向華強(チャールズ・ヒョン)も現場に登場。
閻清は北京出身。中国星がポスト張栢芝セシリア・チョン)と見なしている女優。これまで出演した映画は鄭中基(ロナルド・チェン)監督《心想事成》、これから公開になる杜琪峰(ジョニー・トー)監督《蝴蝶飛》、もう1本は??