星皓、3年で20本を製作

星皓(フィルモコ)娯楽は先だって、大陸と台湾からの資金2億香港ドルを獲得し、低迷する映画市場の活性化を計るため、全面的に映画市場発展に力を注ぐことを決定した。会社は数日のうちに組織を再構築、3年で20本近い映画の撮影を考えている。その中でも、周潤發(チョウ・ユンファ)、楊紫瓊(ミッシェル・ヨー)主演の《黄石的孩子》は来年4月の上映で、ベルリン映画祭と09年のオスカー参加を準備している。


近年星皓は中国の監督と合作する以外に、ハリウッド映画にも投資している。さらに伝えられるところによると梁詠[王其](ジジ・リョン)と契約、さらに大陸と台湾から2億香港ドルの資金を調達した。


星皓はここ数年で《異度空間(カルマ)》《落葉帰根(帰郷)》《出埃及記(出エジプト記)》など、評判がいいばかりでなく国際的な映画祭で受賞するような多くの良品を作りだしていることで、大陸と台湾の投資家を引き付けた。星皓娯楽配下の星皓電影は、数日のうちに組織の再構築を行い、3年で15本から20本の質の高い映画を撮影する予定だ。


また星皓はSony Classicなどの会社と合作で製作費4000万米ドル、《007トゥモロー・ネバー・ダイ 》の監督ロジャー・スポティスウッドの手になる周潤發、楊紫瓊主演の映画《黄石的孩子》を製作しており、来年4月上映、さらに来年のベルリン映画祭と09年オスカーに参加する予定だ。


記者は星皓が巨額の投資を獲得した件につき、社長の王海峰(アレキサンダー・ウォン)に確認を求めたところ、「現時点では正式に決まっていない。ほどなくしたら正式に発表する」と話した。by 2007.12.6「東方日報」

《黄石的孩子》についてはココココを参照。4月というのは、香港国際映画祭あたりと考えていいのだろうか。