《新宿事件》大陸上映禁止の噂??

成龍ジャッキー・チェン)の新作《新宿事件》は本来9月末大陸上映の予定だが、今になっても何の音沙汰もない。この映画は審査を通らず、大陸では上映禁止の可能性があると伝えられているが、配給を担当している英皇集団は、今年中には映画が上映できないことは認めたが、上映禁止については否定している。


《新宿事件》は爾冬陞(イー・トンシン)が10年の年月を掛けて資料収集をし準備した映画で、中国人が東京で危険に遭遇する話しだ。成龍は劇中、これまでの俳優生活で演じたことのない役を演じ大きな挑戦をしている。(略)


成龍は《新宿事件》では、失踪した彼女・徐静蕾(シュウ・ジンレイ)を日本に探しにやってくる香港人を演じている。日本に留まるため、トンネルで働いたり、新宿の歌舞伎町で、日本のヤクザに対峙したりする。この映画は范氷氷(ファン・ピンピン)、竹中直人呉彦祖ダニエル・ウー)らが出演、豪華キャストに映画ファンは大きな期待をしている。しかし今年中には大陸の審査を通りそうにない。


この映画はクランクイン時に、脚本を審査に送るのが遅くなり、まず大きな過ちを冒してしまった。加えて劇中の日本にいる中国人は、ヤクザや肉体労働者だけでなく、バーで働く女性だ。大陸では「海外にいる中国人のイメージを傷つける」という理由で禁止令をだした。しかし製作の英皇は、「この映画は現在ポスプロ中でまだ審査に送っていない。この噂がどこから出たものか知らないが、映画の上映は来年の予定だ」と話した。by 2008.9.25「yule.sohu.com」

確かに当初9月公開と言われていたが、一向に上映の情報が聞こえてこないので、こんな噂(?)が出てくるのだろう。どちらにしても今年中の公開はないようだが・・・。