杜琪峰@パリ

杜琪峰(ジョニー・トー)は、パリで第7回を迎えたフランスの著名イベント「不眠之夜(Nuits Blanches)」に参加、パリ市民の熱烈な歓迎を受けた。「不眠の夜」では毎年、各国の芸術家を招いて、パリ市内のヘリテージを会場に開催されている。


杜琪峰は初めてこの国際的なイベントに招かれた香港の監督で、彼は「Hong Kong Action」と名付けたマルチメディアのパフォーマンスを作り上げた。内容は粤劇と映画の合体で、昨日コメディ・フランセーズで上演され、熱烈な支持を得て会場は人で溢れかえった。杜琪峰は「今日の香港のアクション映画は、粤劇から始まり広東語映画に変わっていった。従って今回はこの伝統的な藝術をパリに持ってくることにした。外国人にも知ってもらい、文化交流ができればいいと考えている」と話した。
今回の舞台は、香港で組み立てた後、パリに運んで来た。32人が出演する演目は《碧波仙子》で阮兆輝が統率し、舞台後ろのスクリーンでは同時に《如来神掌》の映画を放映する。フランスの当局によると今年「不眠之夜」には200万人が参加した。杜琪峰はパリの友人と作品を鑑賞する約束をしたが、会場は混雑を極めたため、相手は会場に入れなかったという。by 2008.10.6「頻果日報」

公式サイトはココココにも情報あり。
パリはいいが、パリがらみの映画の方はどうなっているのだろうか。