梁洛施（イザベラ・リョン）は今年初め、マネージメント事務所の英皇と決裂し、解約を要求した。英皇も黙ってはおらず、梁洛施を契約違反で逆に訴えた。しかし裁判が開かれる前に双方は和解に達し、梁洛施は昨日声明を発表し、自由の身になったと認めた。また和解で得た金額はチャリティーに使う。また英皇は賠償金を支払っていないという。
現在アメリカにいる梁洛施は昨日、元商台のパーソナリティ盧覓雪のMichelle's Workshopを通じて英皇と和解に到ったと声明を発表した。声明には、当事者である梁洛施と英皇およびTrump Art Limitedの訴訟は和解、彼女は完全に自由になり彼女の望むように仕事が出来ると書かれている。
梁洛施は今回の和解について支払いの必要はなく、100万近い訴訟費用は英皇が支払う。また昨日の声明によると彼女はTrump Art Limitedが支払う解約金を受け取ることになっている。声明には「梁洛施は和解の条件に従って、Trump Art Limitedが支払う一定額を受け取る。すべての金額は寄付し、チャリティーに使う。梁洛施本人や彼女の代理は、和解金を支払ってはいない」と書かれている。（略）
これに対し英皇も昨晩声明を発表した。英皇の霍汶希は、声明が発表される前に電話インタビューに答え「声明は弁護士から出ており、英皇娯楽が出したものではないので、内容は知らない。しかしどちらにしろ声明が全ての回答だ」と話した。（略）
霍[シ文]希は、梁洛施の契約はTrump Art Limitedに売却、英皇は和解の過程で満足いく賠償額を得ており、英皇娯楽は今回の訴訟で1銭も賠償金を支払っていないと付け加えた。by 2008.11.3「頻果日報」
英皇は梁洛施の契約書をTrump Art Limitedに売り、梁洛施はTrump Art Limitedから和解のための金を受け取るが、その金はすべて寄付されるということになっている。英皇も梁洛施も損はせず、Trump Art Limitedという会社だけが両方に金を支払っているという不可思議な構図。
どちらにしろ、梁洛施は自由の身になり、新たなマネージメント事務所を物色中らしい。さて、楊紫瓊が作った事務所と契約するのだろうか？？ そして香港へ戻ってくるのだろうか？？
